乳腺症について 市川浦安で看護やリハの経験を生かせる求人

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2018/06/28 乳腺症について 市川浦安で看護やリハの経験を生かせる求人

今回は乳腺症についてです。

○乳腺症とは

「乳腺」は母乳を作り分泌する働きをする臓器の名前です。通常耳にする病名は、炎症があれば乳腺炎、胃炎、肺炎といい、腫瘍があれば乳腺腫瘍、皮膚腫瘍などというように、原因や状態を表す言葉を組合わせて、病気のイメージが浮かんでくると思います。

ところが「乳腺症」という病名は、単に「乳腺」という臓器の名前の後に、疾病という意味の「症」という言葉がついているだけで、具体的に病気をイメージする言葉がないのです。この病名からは、乳腺に何か病気があるらしいということは感じられますが、どんな病気があるのかはさっぱり伝わって来ません。この曖昧な病名が、ますますこの病気を分かりにくくし、いだずらに不安をかきたてております。どうしてこんな分かりにくい病名がついているののか、実は乳腺症というのは、乳腺におこるいくつもの変化や状態に対して総括的につけられた病名なのです。乳腺に正常とは違った変化が見られる、という意味です。しかし、乳腺炎や乳癌などの独立した、明らかな疾患はこの中に「含まれません」。では、どんな病変が乳腺症の中に含まれ、何故それらはひとまとめにされるのでしょうか。

●女性ホルモンとの関係

乳腺症は性ホルモンの働きと、その影響によって乳腺に生じる生理的変化に密接な関係があります。乳腺の構造は、血液から母乳を抽出する腺房という部分、乳汁を乳頭まで誘導する乳管、これらの構造を支える間質から成り立ちます。

乳腺は子宮と同様に生殖器官のひとつですから、性ホルモンの影響を強く受けます。思春期になると卵巣機能の発達とともに乳腺が発育してきて、その頃には初潮も始まります。

その後、閉経までの期問、排卵を境に卵胞期と黄体期が交互に現わレルのです。子宮では卵巣からの女性ホルモンの分泌の増加に伴って、内膜が肥厚・増殖し、妊娠の準備に入りますが、妊娠が成立しないとこのホルモンは低下し、内膜の剥離、すなわち月経が始まるのです。

この卵巣からのホルモンは、実は乳腺にも作用し、乳腺も授乳の準備を始めるのです。卵巣からのホルモン分泌が増加し、子宮内膜の増殖する時期に呼応し、乳腺も木の葉が生い茂るように、腺房や乳管が肥厚・拡張・増殖し、問質も充血状態となり、月経直前には乳房は平常時の30〜40%も容積を増すといわれます。

こうした乳房の変化を、乳房の痛みや緊満感として自覚する人が多く見られ、月経前緊張症と表現することがあります。乳腺は月経周期に伴い、このような少なからぬ機能的・構造的変化を繰り返して、妊娠や授乳によってその変化はさらに大きくなります。

●さまざまな症状

性周期や妊娠・授乳に伴う変化は、必ずしも毎回乳腺全体に均一におこり、元に戻るとは限りません。部分的に強く変化が起きる、もしくは元に戻りきらない個所ができるなど、部位によって異なった反応が起こることもあります。

こうしたことが毎月おきるわけで、それが積み重なっていくうちに、乳腺の中にさまざまな病変を残してしまう可能性もあります。こうした変化は、時に痛みを感じたり、しこりのように触れたり、乳頭からの分泌物として気づき自覚することがあり、乳腺のレントゲン検査や超音波検査などで医師が発見することもあります。

乳腺の一部を採って顕徴鏡で検査してみると、さまざまな変化が見られ、それぞれに異なった病名がつけられます。よく見られる病変は、液体が詰まった袋状の嚢胞、乳管の細胞が増殖し乳頭から分泌液が出てくる乳管乳頭腫、汗腺によく似た変化であるアポクリン化生などがあり、他にも細かく分類すると10種類以上もの病名があります。

いずれも先程述べた性周期に伴う女性ホルモンによる影響が原因と考えられ、これらをまとめて乳腺症という病名で表現していいます。

たとえば、大きな嚢胞が一個だけなら病名はそのまま嚢胞となり、数個なら嚢胞症、小さなものが沢山あったり、他の病名も加わっていれば乳腺症と診断することになります。性周期によって変化するホルモンの作用が原因であれば、成人女性なら誰もがこの病気に罹る可能性があり、実際にほとんどの女性の乳腺に何らかの病変が見られるといわれております。

そうなるとその変化の量がどこまでなら正常で、どこからが病気として扱われるかは程度の問題となってきますが、この判断の基準は明確ではないのです。ガン細胞が、一個でも見つかれば乳癌と診断がつくのとは大きな違いです。

最近では、乳腺症を病気として扱わず、生理的なもの(乳腺組織の発達および退縮の正常な生理過程、または、それからの逸脱)と考えるようになってきました。将来的には、乳腺症という病名は使われなくなる可能性もあります。

●乳腺症は乳癌と関係ない

乳癌で切除した乳腺に、しばしば乳腺症が見られることから、乳腺症が乳癌に進んでいくのでは、と、いわれたとがありましたが、現在では乳癌が乳腺症から発生するという考えは、ほぼ否定されてます。乳腺症だからといって、とくに乳癌になりやすいわけではないのです。

乳癌も乳腺の細胞から発生するのですが、それは乳腺症の有無にかかわらず発生します。ですから、医師から乳腺症と診断されたからといって、心配したり不安に感じる必要はありませんが、今後も乳癌にはならないと保証されるわけではありませんので、乳房の検診は引き続き行うようことをオススメします。

 

気になる方は産婦人科を受診してください。

 

 

 

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